XamarinのLTに初参加してきました

jxug.connpass.com

www.slideshare.net

前々から参加したいなぁと思っていたJXUG(Japan Xamarin User Group)のイベントに、ついに参加できました。
話した内容は、こないだ書いた内容に紐づく、CSSを軽く挙動確認してみた共有です。

itaoyuta.hatenablog.com

今回は喋った内容というよりも、参加してどうだったかみたいなのを書いてみました。

自社メディアHereNowのアプリ化で始めたXamarin*1

馴れ初め

そもそもXamarinを始めたのは2016年7月頃だったかと思います。 自社メディアHereNowのアプリ化をしようということになって、進行および開発をすることになったのがきっかけです。
開発自体はそんなに大人数かけられるわけでもなく、個人的にも初期コミットは一人か二人くらいかなって思っていました。
また前職で20人規模のUnityチーム開発マネージャーを経験していた経緯から、クロスプラットフォームの恩恵は重々身にしみて体感していましたし、C#での開発の面白さも知っていました。*2
なので、自ずと選択肢はXamarin一択になっていたんじゃないかなと。

HereNowアプリ V1.0.0まで

まず、アプリ用のデータを作成することから始めました。
HereNow自体はWordPressでできているのですが、そこからアプリ用のデータを抽出するのが地味にすごい大変だった思い出があります(笑)
で、できたデータを元にせこせこつなぎこみながら画面作ってというのを2weeksのスプリントでチームに共有してアップデートしていくような形で約半年でversion1.0.0を出しました。*3

ある程度固まってきたあたりに、元同僚のかぶちゃんにバックエンドをお願いしつつアプリ側は一人でやっていたのですが、リリース前にアプリ側もう一人やっぱほしいなと思い、Twitterでフォローしていた感じのよさそうなかむさんにいきなりメッセして手伝ってもらうことに。
以後、この2人と合わせて開発は系3人で運用しています。

初期リリースまではほぼ一人でやっていて躓いても話す相手いないから、わからないことをTwitter発信するようになったのですが、速攻でJXUG主催の田淵さんがフォローしてくれたりと、びっくりするくらい反応よくって、なんなんだこの暖かいコミュニティはと思ったのをよく覚えています。

そのほかにも、困って調べたら出てくるブログや、困ったTweetで少し具体的なものはRTしてくれたりと、その頃からわりとJXUGの皆様にはお世話になっていました。

当時お世話になっていたブログ抜粋
ぴーさんログ
nuits.jp blog

私個人としては技術的コミュニティ自体にあまりこだわりはなく、良いものはいいしその都度選んで使えばいいかなとわりと無頓着な方ですが、JXUGで活躍されている方々はただただXamarin自体の技術および発展にめちゃくちゃ熱いそして初学者にめちゃくちゃ優しい、そういった印象を持っていていつか参加できるタイミングあればぜひ参加して見たいなと思っていたのが今回の参加のきっかけです。
もちろん、会社的資産としてアプリ開発をもっとやりたい、先行事例を聞きたい!という野心的な部分もありますが(笑)

実際参加してみて

冒頭から

開始前に、田淵さんが直々に参加者テーブル回って挨拶していて、「あーすごいなこの方は」としょっぱなから。
「常連いますが、気にしないでください」
みたいなことを仰っていて、改めて配慮深い人だなぁと。
そして、後にLT参加されていた川合さんもそうですがde:code参加した後にってすごいポテンシャルだなと素直に尊敬です。*4

LTについて

今回入門者が主役ということでライト目の話が多かったのですが*5、常連参加者がLT発表に対してしっかりリアクションしていて終始全体的にポジティブな雰囲気が続いていました。
このあたり微妙なニュアンスですが、初めてのジャンルに発表する側としてはすごい心強いことだと思います。
常連参加者がなんのリアクションもないとやっぱり不安になっちゃいますよね。
LT参加者は自分も含め、完全にアウェー感なく発表できていたような感じがしますし、それがポジティブな雰囲気として会場全体に浸透していたのは本当によかったです。
肝心のLT内容に関しても、即座にTwitterでフォロー意見提案意見が出ていて、俄然モチベーションがあがりました。

懇親会について

最後に懇親会があってなるべく色々な方とはなしてみたのですが、質問すると本当に色々教えてくれます(笑)
また僭越にもSassの記事を読んだ、よかったよと言っていただけたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。
純粋に良いコミュニティだなと思いました。

まとめ

なんか全体的によいしょ記事みたいになっちゃいましたが、勉強会等いっても消化不良起こしやすい自分にとってはとても新鮮だったので素直な感想です。
もちろん合う合わない等は大前提としてあると思いますが、

「Xamarinやってみよう、でも難しいな、孤独だし...」
「勉強会とか好きじゃないんだよな」

といったことを感じられている方へ、なんらかしら響けばとても嬉しいです。
私が当時助けられた恩返しとして、少しでもXamarinの発展になればと思います。

CINRAでの活動について

CINRAのエンジニアチームでは 、Xamarinを利用したアプリ

HereNow iOS
HereNow Android

を外部パートナーさんと一緒に作っています。
この他にも色々作っていきたいと思っているので、もし興味持っていただけたらTwitterでもなんでも構わないのでご連絡いただきたいです。

*1:Xamarin.Formsで作っています

*2:マネージメントができる点での採択が大きかったので、Unityに詳しいとかではないです

*3:実際に手を動かしていた期間はもっと長いですが、途中別案件やったりで組んだ工数的には半年くらいでした。

*4:de:code上がりの参加者も多数いらっしゃいました

*5:私自身も最近の更新はカムさんに任せっきりなので、改めて入門です